嘘や夢であって欲しかった その23 意味を分かっていない様子
2005/04/17
2005年03月31日----------
地裁で財産開示手続きについて詳しく聞く
警察に「地裁(地方裁判所)へ行く」と言ってしまったため、形だけでも"一応"行く事にしました。債権差押係さんにちょうど今後の流れも聞きたいところでした。
「あのー、"第3債務者に対する陳述報告"っていつ出るんですか?」
「お調べしたところ、第3債務者から債務者の給料明細についてはまだ出ていませんねぇ・・・一応差し押え命令が届いてから2週間の期限がありますけれど。出されたら債権者にお送りしますよ」
「2週間の期限内に第3債務者が提出しない場合どうなるのでしょうか」
「"第3債務者に対する陳述報告"というのは一種の"お願い"ですので、出されない場合はそれまでです。ただ・・・普通だと皆さん出されるのですけれど、ねぇ」
「そうなんですか・・・」
私はひどくガッカリしました。第3債務者(=私の元勤め先)が出す事はないと思われたからです。
「ところで"財産開示手続き"についてお話を聞かせていただきたいのですが・・・」
「あ、それはこちらではなくお隣へどうぞ」
お隣と言っても同じ部屋で数メートル先の"窓口"です。そこには「債権競売係」とプレートが掲げられていました。
「ども、すみません。"財産開示手続き"について説明をお願いします」
「はい、わかりました」
差押係さんにしても競売係さんにしても、窓口は「かけもち」「ついで」だったりしますので、ナカナカ取り合ってもらえない感じです。担当の人の手が開くまで少し待ちました。
「財産開示手続きですか・・・」
担当の人の口は重く、静かに話し始めました。なんか重厚な雰囲気になってきました。財産開示手続きというのは裁判所で債務者に財産の在処をしゃべってもらう事です。
「財産の差押を試みて"これでは満足に弁済できないよ"という証拠が必要になります」
「具体的にはどのような?」
「例えば不動産です。差し押えようとしても"債権者の名義じゃない"と分かるもの、具体的には土地の登記簿をとってみられるとか。動産(物品)を差し押えて競売にかけても売れなかった・・・とか」
「はぁ・・・」
「そのようにいくつか財産を差し押えようと試みて、証拠を集めていただければ、財産開示手続きに入る事が出来ます」
えーっ、また自分で証拠集めかよ・・・トホホ。
「あのー、もし証拠が集まったとして財産開示手続きに入るとしますよね。相手が来なかったらどうするんですか? 来たとしても虚偽の報告をされてしまったら?」
「その場合はご心配なく。過料になります」
「過料?」
「30万円以下の罰金刑です」
あー、やっとここで刑事罰が下されるのか・・・。それにしても安っ!! 30万円以下って事は10,000円とかの可能性もあるわけでして(ちなみに10,000円未満の罰金刑は"科料"と言います)。
つくづく裁判所って徹底してセルフサービスだよなぁ。どうなってんだよー!! アンタ達の仕事は私が記入し送料も支払った手紙を出す事だけかい!! そんなン郵便局とどこが違うんだよー!!
そんな"届かない・・・この想い"、さもなければ"ゆずれない願い"、どちらかというと"メチャクチャにしてしまいたい"というような煮え煮えの思い出のまま、地裁を後にしました。
大体、今一番やりたいことは「裁判所を訴えたい」ですわ、ホント。何なんだよ、このシステムは・・・
意味を分かっていない様子
相手のところへ電話してみました。
「地裁に行ってみると"第3債務者に対する陳述報告"が出されていないと言われたのですが、どうなっているのですか?」
「きちんとした形でフォーマットを決めて提出したいので」
「給料債権の受け渡しは銀行振込を希望したいのですが?」
「わかりました。そのようにします」
「本当にちゃんと振り込んで下さいね」
「個人的な事なのでそれについても今後時間を作って話し合って決めていきたい」
「決めるも何も、もう既に決まっている事なんですが!」
おいおい、話し合いって何なんだよー。決めるって何を決めるんだよー。
裁判で既に「公で」決まっている事項にもかかわらず、私と話し合いをしたいとな?
私はこの半年間何度も話し合いの場を作ろうとしました。しかし、ドタキャン(土壇場でキャンセル)し続けるもんだから、仕方なく法廷と言う名の「話し合いの場」をお金で買ったんですけれど。
んー、この人。裁判の意味をちゃんと分かってるのかなぁ・・・なんか分かっていないんじゃないのかなぁ・・・
相手の話し振りからすると"貸金については私と相手との問題だから会社は関係ない"とずっと思っているようです。
実際は「給料債権差押」をした時点から、私と相手のやり取りじゃなくて"私と会社とのやり取り"なんですが・・・
